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【ギャンブル心理学】負け組ギャンブラーの思考法、アレのパラドックスとは?

ギャンブル全般

アレのパラドックスとは、行動経済学におけるプロスペクト理論における逆説の一つです。
なんだか難しそうですが、長期でギャンブルをする上でかなり重要になってくる内容です。
シンプルに解説するので簡単に理解できると思います。

正しい意思決定を狂わせる


アレのパラドックスとは意思決定の際に起きる逆説です。
中でも不確実性下における意思決定です。
まさにギャンブルは不確実性下で意思決定をし続けなければいけません。
正しい意思決定を狂わせるので、しっかり理解しておきたいところです。

では、アレのパラドックスについてギャンブルと照らし合わせて考えてみましょう。

確実にお金が貰える、確実にお金が無くなる

ではAとBどちらか選んでみてください

A.確実に80万円貰えるギャンブル

B.85%%の確率で100万円貰えるが15%の確率で何も貰えないギャンブル

どちらを選びましたか?

おそらく多くの人はAを選んだはずです。

ではもう一つ意思決定をしてみましょう。

C.確実に80万円負けるギャンブル

D.85%の確率で100万円負けるが、15%の確率で1円も失わないギャンブル

Cは諦めて損切りするか、Dは追加で投資してでもチャラまで戻しにいくかどうかって感じですよね。
今回はほとんどの人はDを選んだんじゃないですか?
確実に負けるくらいなら勝負に出るのがギャンブラーですからね(笑)

実はここに逆説が存在しています。

負け組ギャンブラーは期待値で考えていない


勝てる人はギャンブルを期待値で考えています。
期待値ってのは賭けた金額に対して確率とか考えた上での返ってくる見込みの額ですね。
長期で勝てるギャンブラーは期待値がプラスにでにるギャンブルをしています。
胴元が儲かるのがギャンブルなんで、ギャンブルそのものに期待値がプラスのものはないですが、経験やテクニックで期待値をプラスにしていますね。

では先程の意思決定の問題ですが、期待値で考えてみましょうう。

A.確実にもらえるので期待値も80万円

B.100万円×85%+0円×15%なので85万円

期待値で考えるとBの方が利益的なんです。

わかってはいるものの確実な方がいいって人もいるかと思います。
しかし、長期的に勝っていくにはこの5万円の差が大きくなります。

次は失うパターンのCとDですね。

C.確実に負けるので期待値も−80万円

D.−100万円×85%+0円×15時で期待値は−85万円

期待値的にはCの方が良い意思決定ということです。
ギャンブラーなら15%の確率でチャラにできるし追加で出すのも15万円なんでDを選びたくなるんですが長期的に見てマイナスの行為ってことになります。

利益は小さく損失は大きい

ギャンブルの負け組と言われる人たちはAとDを選択する傾向にあります。
実際ほとんどの人は同じ傾向にあります。

これは人間の心理にある、得ることの喜びより失うことのダメージが大きい心理が働いています。
心理学や行動経済学で言う損失回避ってやつですね。

とにかく失いたくないんで、マイナスで終わるくらいなら割の合わないギャンブルでも手を出して取り返そうとするんです。
逆に勝っている時は無駄にリスクを払って損をしたくないので手堅く勝ちで終わろうとします。

勝つ時は小さくで負ける時は大きいってことになりますよね。

ギャンブルで利確ももちろん大事ですが、損切りをできないのに少額で利確したって長期的には負けます。
大きく負けるなら大きく勝たないとマイナスですからね。

ギャンブルで負けている人って勝つときは小さく負けるときは大きいことに改めて気づいたかと思います。
心理的に人間に備わっているので仕方のないことですが、この理論があるってことを覚えて自分を客観的に見ることで防げる可能性が上がります。
ぜひギャンブルをしている時、頭の片隅に置いていてください。