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ポーカーの分散について。どのように分散に向き合うか。

ポーカー

こんにちは、さわぼっとです。

以前に世界のヨコサワさんがこのようなツイートをしていました。

参加費10000ドル
5000人が参加
上位700人が入賞するトーナメントで、あなたは1回参加することで
平均して3000usdの利益をあげる事ができます。このトーナメントを100回プレイした時に負け越してしまう確率は何パーセントあるでしょう?
30%以下
30-50%
51-70%
71%以上

平均的に30%の利益を出せるプレイヤーが100回トーナメントに出た場合負け越す確率はってことです。

答えとしては70%以上でした

30%の利益をたたき出す実力ってのは世界トップクラスです。

それでも負け越す可能性が高いというのは、いかにポーカーというゲームは分散がすごいゲームなのかってことを伝えるツイートですね。
あまりポーカーをわかっていないと、実力があるならそんな負けないでしょって思ってしまいそうですからね。

これだけ運の要素が強ければ、ただのギャンブルじゃないかと思う人もいるでしょう。

今回の記事では、ポーカーの分散について、どのように分散に向き合うかについて述べていきたいと思います。

当記事の目次

分散とは?


そもそもポーカーでよく使われる「分散」ですが、どういう意味なのか解説します。

分散とは、数学の統計学に使われる言葉で、「平均値」からのデータのばらつき度合いを表す指標のことです。
「平均値」とはポーカーで言う数学的期待値ってことになりますね。

すごく単純な例だと

AAとKKで両者$100プリフロップのオールインがありました。
AAの勝率は約80%あります。理論的には期待値$80のプラスです。
負けた場合は実収支はマイナス$100になりますよね、
理論上のプラス$80と実収支のマイナス$100の差こそが分散になります。

AAが勝率通りに仕事をせずイライラした経験は誰にでもあると思います。
すべてはポーカーの分散による影響ということです。

分散によって、プラスの期待値が出ているのにも関わらずマイナス収支になることもあり得るということですね。

キャッシュゲームにおける分散


キャッシュゲームにおける分散をシミュレーターを用いながら解説していきます。

キャッシュゲームだとこつこつ積み上げるイメージがあるので、分散が少ないとイメージする人もいるでしょう。
イメージ通り分散が小さく実力があれば勝ち越せるのかシミュレーションを見ていきましょう。

ウィンレート5BB/100handsのプレイヤーが5万ハンドプレイしたシミュレーションです。
5BBのウィンレートを出すのは本来であればかなりの勝ち組プレイヤーです。
期待値通りになれば、2500BB勝ちで終えることになります。

ポーカー 分散

20回試行した場合の結果となります。

ベストのケースで8200BB勝ち、ワーストで4600BB負けです。

かなり分散が大きいと感じますよね。

同じプレイヤーがベストとワーストで成績に約13000BBもの差が生まれているんです。

5万ハンドといえば、オンラインポーカーでも1か月休みなしで1日1600ハンド近くプレイしなければなりません。

1か月で8200BB勝ちのプレイヤーと4600BB負けのプレイヤーが同じ実力だとは思われにくいですよね。

しかし分散の影響によって全く収支の違うプレイヤーが同じ実力を持っている可能性があります。

30万ハンドだとこうなります。
ポーカー 分散
何とかマイナスからは脱却できそうですが、ベストケースと比べて32000BBもの差があります。

30万ハンドの結果で、32000BBも自分より多く勝っている人を見たら圧倒的な格上だと思ってしまいます。
もちろん実力差の可能性もありますが、ただ単に分散の影響だけってこともあり得るんです。

身近にいる勝ちまくりなプレイヤーもベストケースを引き当てただけの可能性もありますね。

トーナメントにおける分散


次にトーナメントの分散です。

トーナメントは参加者も多く、賞金も大きいので分散が大きいと誰もが予想できるかもしれません。
しかし冒頭のヨコサワさんのツイートで見ましたが、予想を上回る分散の大きさです。

今回もシミュレーションを用いて見ていきましょう。

ROI25%のプレイヤーが$100参加費のトーナメントに1000回参加したケースになります。

期待値だとこのプレイヤーは平均$25稼げるので、トータルは$25000のプラスになります。

ポーカー トーナメント 分散
20回試行した結果です。

ワーストだと$40000程負けています。22.2%の確率で負け越すことになります。

トーナメントに2000回参加するのはかなりの時間と労力がかかりますが、利益を出せるプレイヤーがマイナスで着地するほど分散の影響は大きいです。

ライブトーナメントだと参加できる機会も限られてきます。
ポーカー人生で分散から抜け出せず一度も花咲かず終えていくプレイヤーも珍しくありませんね。

分散に向き合う


ここまでの説明でいかにポーカーは分散に左右されるか理解いただけたと思います。
分散を小さくするプレイは、相手が格下ばかりなら可能ですが、上手いプレイヤー相手だと厳しいです。

分散をどうにかすることは不可能なのでどのような意識をもってポーカーをするかが重要になってきます。
特に意識したいのは、この2点になります。

  • 結果(収支)にとらわれず、プロセスを反省する
  • 分散を意識したバンクロール管理

結果(収支)にとらわれず、プロセスを反省する

期待値がプラスの正しいアクションを取っても負け続けることがあります。
正しいプレイをしているならば、収支を気にしたって意味がありません。

むしろ正しいのに収益を気にして、ティルトして悪いプレイに切り替わっていく可能性もあります。
分散の影響がどれほど大きいか理解していると、ダウンスイング時の精神状態も楽になってきます。

反対に勝っているけれど運が良かっただけで間違ったプレイをしている可能性もあります。
分散が自分の味方をしてくれてるパターンですね。

この場合も、しっかりと自分のアクションを見返す必要があります。
ラッキーをして嬉しくなりますが、それとは別でプレイを修正していかないといけません。

分散が収束してきたときに負け越してしまうプレイヤーになってしまうからです。

つまり勝っても負けても一喜一憂はほどほどにプレイを振り返ることが重要です。
長期的にポーカーを楽しむためにもこれが一番重要ですね。

分散を意識したバンクロール管理

キャッシュゲームとトーナメントの分散で勝ち越せる実力があるだけで、プレイするレートを決めてはいけません。

ポーカーでは20BI(バイイン)のバンクロールを維持できるステークスを選ぶように言われることが多いですが、もう少し必要だと思います。

ウィンレート5BBのプレイヤーがバンクロール崩壊のリスクを5%以下にしたいのであれば30BIを必要とします。

ウィンレートが5BBなのでかなりの勝ち組でそれくらい必要なんです。
ウィンレート3BBの中堅的な勝ち組だと5000BIを必要とします。

勝ち越すスキルがあるのにダウンスイングでポーカーを続けられないのは悲しいことです。
起こりうるダウンスイングと自分の使える資金のバランスを考えたレートを選ぶ必要があります。

【まとめ】分散の分散について。どのように分散と向き合うか。

ポーカーは以下に分散に左右されるかを見てきました。
どれほど実力があってもシミュレーターのワーストシナリオは誰にでも起こりうると考えると怖くなります。

分散の影響を減らすには試行回数を増やしていくしかありません。
そのためには、短期的なダウンスイングで退場しないようなバンクロール管理やハンドの振り返りが必要になります。

人生最後までアップスイングの中を生きている人もいれば、実力が報われないまま終えてしまう人もいるのがポーカーなんですね。

今回活用したシミュレーターは、「Primedope」です。
ぜひ一度ご自身でも試してみて下さい。

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